【4月5日 CGTN Japanese】中国ではこのところ、自家用車で通学する中国北東部の吉林省松原市に住む女子高校生が注目を集めています。校内でただ一人の「マイカー通学」をする生徒とのことです。

 この生徒は18歳で、自家用車を毎日運転して、松花江を渡るなどで7.5キロの道のりを通学しています。同生徒によれば、両親が忙しく、自分の運転の腕にも自信があるので、時間を節約するために自動車通学することにしたとのことです。中国では通常は6歳で小学校に入学しますが、この生徒は入学が1年遅れたので、高校在学中に18歳になり、運転免許を取得しました。

 中国では学年が秋に始まる関係で、大学入学試験は6月に実施されます。ということで、受験まで2か月を残すばかり。彼女は入試の準備で忙しい日々を送っています。「寸刻を争え。時は金なり。より多くの時間を受験勉強に」が今の彼女の座右の銘です。

 ネットユーザーは、「小学校の入学が1年遅れてよいことが山ほど。マイカー通学なんてスゴい」といったコメントを書き込んでいます。(c)CGTN Japanese/AFPBB News