【4月3日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)で4度のオールスター選出を誇り、ボストン・セルティックス(Boston Celtics)とロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)で優勝を経験したレイジョン・ロンド(Rajon Rondo)が2日、現役引退を表明した。

 ガードとして活躍した38歳のロンドは、クリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)に所属した2021-22年シーズンを最後にNBAでのプレーがなかった。

 出演したポッドキャスト番組で、NBAへの復帰について「もう引退した。無理だ」と発言し、「それより子どもたちと時間を過ごしたい」と語った。

 06年のドラフト全体21位指名でフェニックス・サンズ(Phoenix Suns)に指名されたロンドは、2年目の08年にセルティックスでNBA制覇を経験し、20年には貴重なリザーブとしてレイカーズの優勝に貢献した。NBA通算16年での成績は957試合出場で1試合平均9.8得点、7.9アシスト、4.5リバウンド、1.6スティール。アシスト王には3度輝き、09-10年シーズンには最多スティールのタイトルを獲得した。

 セルティックスで8シーズン以上を過ごした後は、14年にダラス・マーベリックス(Dallas Mavericks)にトレードで移籍し、レイカーズ加入までにサクラメント・キングス(Sacramento Kings)、シカゴ・ブルズ(Chicago Bulls)、ニューオーリンズ・ペリカンズ(New Orleans Pelicans)を渡り歩いた。

 レイカーズでの優勝後はアトランタ・ホークス(Atlanta Hawks)、ロサンゼルス・クリッパーズ(Los Angeles Clippers)でプレー。その後レイカーズに復帰し、最後はキャバリアーズに所属した。(c)AFP