【2月26日 CGTN Japanese】中国科学院上海光学精密機械研究所はこのほど、上海理工大学などの研究機関と協力して、超大容量3次元超高密度光ストレージの研究で画期的な進展を遂げました。

 研究チームは情報の書き込みと読み出しで回折限界のこれまでの制限を突破し、ドットピッチ54ナノメートル、トラックピッチ70ナノメートルの超高密度データの保存を実現したほか、100層の多層化記録を実現しました。ディスク1枚あたりの記憶容量は1PB(ペタバイト、1PBは100万ギガバイト)級とのことです。この研究成果は22日に、ネイチャー誌上で発表されました。

 研究チームは今後、独自のイノベーションと鍵となる技術の難関突破を加速し、超大容量光ストレージの集積化と産業化を推進するとともに、顕微鏡イメージング、フォトリソグラフィー、センシング、光情報処理分野での応用を広げ、より多くの革新的な成果を生み出す考えです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News