【12月27日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)のデトロイト・ピストンズ(Detroit Pistons)は26日、ホームでブルックリン・ネッツ(Brooklyn Nets)に112‐118で敗れ、単一シーズンでのリーグワーストを更新する27連敗を喫した。

 ピストンズのケイド・カニングハム(Cade Cunningham)は41得点を挙げたものの、チームに10月28日以来となる白星をもたらすには十分ではなかった。

 ピストンズは、2010-11シーズンのクリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)、2013-14シーズンのフィラデルフィア・セブンティシクサーズ(Philadelphia 76ers)の26連敗の記録を上回った。また、2014-15シーズンから2015-16シーズンにかけてシクサーズが記録した、シーズンをまたいだ最長記録の28連敗も目前となっている。

 第4クオーターはリードが何度も入れ替わる展開で、残り約8分の時点でピストンズは97‐92でリードを奪っていたが、そこからネッツが13ポイントを連続で挙げて試合を決定づけた。残り約1分でカニングハムが決めたレイアップで2点差としたが、追い上げもそこまでだった。

 ピストンズの本拠地リトル・シーザーズ・アリーナ(Little Caesars Arena)では、ファンから「チームを売れ」という声も再び上がった。トム・ゴアズ(Tom Gores)オーナーは、こうした呼びかけを「ばかばかしい」と一蹴していたが、先週の時点で何かを変える必要があるとも認めていた。(c)AFP