【12月26日 AFP】(更新)23-24NBAは25日、各地で試合が行われ、ボストン・セルティックス(Boston Celtics)は126-115でロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)を下し、ともに通算17回のNBA制覇を誇る名門同士のクリスマスゲームを制した。

 セルティックスはクリスタプス・ポルジンギス(Kristaps Porzingis)が28得点、11リバウンド、ジェイソン・テイタム(Jayson Tatum)が25得点を記録し、チームを勝利に導いた。

 一方のレイカーズはアンソニー・デイビス(Anthony Davis)が40得点と奮闘。だが、チームは試合開始から0-12と一気にリードを許すと、第3クオーターには一時逆転に成功したが、反撃を許して最後は突き放された。レブロン・ジェームズ(LeBron James)は16得点、9バウンド、8アシストだった。

 勝利したセルティックスは、これで今季の戦績をリーグ最高の23勝6敗としている。

 ダラス・マーベリックス(Dallas Mavericks)は128-114でフェニックス・サンズ(Phoenix Suns)に勝利した。

 マーベリックスは、ルカ・ドンチッチ(Luka Doncic)が50得点を挙げ、キャリア通算1万得点を達成。24歳での1万得点到達は史上6位の若さ、358試合での達成は史上7位タイの早さの記録となった。

 サンズもグレイソン・アレン(Grayson Allen)が32得点、デビン・ブッカー(Devin Booker)が20得点、10アシストを記録するなどし、第4クオーター序盤はリードしたが及ばなかった。

 昨季王者のデンバー・ナゲッツ(Denver Nuggets)はジャマール・マレー(Jamal Murray)とニコラ・ヨキッチ(Nikola Jokic)の活躍でゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)を120-114で倒した。

 マレーは28得点、2度のシーズン最優秀選手(MVP)選出を誇るヨキッチはフィールドゴール(FG)12本中4本成功にとどまったが、フリースローを18本全て決めるなどし、26得点、14リバウンド、8アシストでチームに貢献した。

 過去2シーズンの王者同士のシーソーゲームを制したナゲッツは、これで5連勝。一方、この試合を5連勝中で迎えていたウォリアーズは、エースのステフェン・カリー(Stephen Curry)がFG21本中7本、3ポイントシュート13本中3本成功にとどまるなど不発で、最終的に18得点、4アシストだった。

 ニューヨーク・ニックス(New York Knicks)はミルウォーキー・バックス(Milwaukee Bucks)を129-122で破り、ホームでのクリスマスゲームを飾った。敗れたバックスは連勝が7でストップ。対ニックス戦の連勝も9で止まった。

 ニックスはジェイレン・ブランソン(Jalen Brunson)が38得点でチームをけん引。他にジュリアス・ランドル(Julius Randle)が24得点、9リバウンド、R.J.バレット(RJ Barrett)が21得点、ベンチスタートのイマニュエル・クイックリー(Immanuel Quickley)が20得点を挙げた。

 敗れたバックスはダミアン・リラード(Damian Lillard)とヤニス・アデトクンポ(Giannis Antetokounmpo)がそれぞれ32得点を記録したが、第1クオーターを最後に一度もリードを奪えなかった。

 マイアミ・ヒート(Miami Heat)はフィラデルフィア・セブンティシクサーズ(Philadelphia 76ers)を119-113で下した。ルーキーのハイメ・ハケス・ジュニア(Jaime Jaquez Jr.)がキャリアハイの31得点に加え、10リバウンドを稼ぐ活躍でチームを勝利に導いた。

 セブンティシクサーズは昨季最優秀選手(MVP)のジョエル・エンビード(Joel Embiid)が欠場した。(c)AFP