【12月18日 AFP】米警察は17日、ラスベガス(Las Vegas)で行方不明になっていた23歳の女性の死亡に関連し、米プロバスケットボール協会(NBA)下部Gリーグのストックトン・キングス(Stockton Kings)に所属していたチャンス・コマンチ(Chance Comanche)容疑者が殺人罪で訴追されると発表した。

 コマンチ容疑者はカリフォルニア州で誘拐容疑により逮捕され、15日にはNBAサクラメント・キングス(Sacramento Kings)の提携チームであるストックトン・キングスから放出されている。

 ネバダ州ではサカリ・ハーンデン(Sakari Harnden)容疑者(19)が逮捕されており、ラスベガス警察はワシントン州の医療助手マラライナ・ロジャース(Marayna Rodgers、23)さんの遺体が発見されたこと受け、交際していた両容疑者を殺人の罪で訴追すると発表している。

 当局は発表の中で「捜査の初期段階で犯罪行為が疑われ、ロジャースさんの誘拐および失踪に関与したハーンデン容疑者と交際していたコマンチ容疑者を逮捕する証拠を得た」とし、両容疑者の逮捕後に得た情報により、ロジャースさんの遺体が発見され、身元の確認ができたと付け加えた。

 今月7日に行方不明届が出されていたロジャースさんの遺体は、ネバダ州ヘンダーソン(Henderson)の砂漠地帯で見つかっていた。(c)AFP