【12月18日 AFP】メキシコ中部グアナフアト(Guanajuato)州で17日未明、クリスマス前に行われる伝統パーティーの会場が銃撃され、少なくとも12人が死亡、12人が負傷した。当局が明らかにした。

 事件が起きたのは、サルバティエラ(Salvatierra)のイベントスペースとして貸し出されていた大農場(アシエンダ)。

 州検察はX(旧ツイッター)に「これまでに12人の死亡が報告された」と投稿した。当局によると、このほか12人が負傷し病院に搬送された。

 同地域で社会事業を行うティエラネグラ(Tierra Negra)財団によると、伝統的にクリスマス前に行われる「ポサダ」のパーティーに参加していた若者が犠牲になった。

 匿名でAFPの取材に応じたある参加者は、長銃を手にした6人ほどの男が会場に入って来ると、100人近くいた若者の間を歩き回り始めたと語った。「招待客ではないと気付いた周囲の人が誰なのかと尋ねると、銃を撃ち始めた」と続けた。

 サルバティエラ町長はフェイスブックで事件を非難し、「検察に全面的に協力している」と述べた。(c)AFP/Gabriela Montejano