【11月13日 AFP】女子テニスの国別対抗戦ビリー・ジーン・キング・カップ(Billie Jean King Cup 2023)は12日、スペイン・セビリア(Seville)で決勝が行われ、カナダが2勝0敗でイタリアを下し、初優勝を果たした。

 カナダは昨年11月に男子の国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup 2022)を初めて制覇しており、これで男女同時に団体戦の王座についた。

 カナダは第1試合で18歳のマリーナ・スタクシッチ(Marina Stakusic)がマルティナ・トレヴィザン(Martina Trevisan)を7-5、6-3で下すと、第2試合でレイラ・フェルナンデス(Leylah Fernandez)がジャスミン・パオリーニ(Jasmine Paolini)に6-2、6-3で勝利し、優勝を決めた。

 女子の国別対抗戦を制したのはカナダが13か国目で、スイスが優勝した前回大会に続き2年連続で初優勝国が生まれる結果となった。

 一方のイタリアは、10年ぶり5回目の優勝を逃した。(c)AFP