【10月31日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)は30日、女子W杯オーストラリア・ニュージーランド大会(FIFA Women's World Cup 2023)の表彰式でスペイン代表選手の唇に無理やりキスをした同国サッカー連盟(RFEF)のルイス・ルビアレス(Luis Rubiales)前会長に対し、3年間の資格停止処分を科した。

 豪シドニーで行われた8月20日のW杯決勝後の表彰式で、ルビアレス氏は優勝したスペイン代表のヘニフェル・エルモソ(Jennifer Hermoso)の唇に一方的にキスをした。FIFAは当初、同氏に90日間の暫定資格停止を言い渡していたが、連盟の行動規定に違反したとして、3年間のサッカー活動禁止処分を下したと説明した。

 9月に連盟トップの座を退いたルビアレス氏はキスは合意の上だったと一貫して主張しており、今回の処分に異議を唱える意向を示した。(c)AFP