【9月22日 CGTN Japanese】23日に開幕する杭州アジア大会のクリーン電力の31%超が中国西部の青海省から輸送されています。今年、同省のグリーン電力の省外輸送は14省(直轄市・自治区)に拡大し、115億6000万キロワット時に上り、二酸化炭素1214万トンを削減しています。

 クリーンエネルギーを大量生産する青海省は、省内のクリーンエネルギーの開発と利用を全力で保障すると同時に、全国のグリーン低炭素への転換も積極的に支援しています。これまでに、省内の企業9社がアジア競技大会のグリーン電力取引に参加し、計1億2200万キロワット時を取引し、寧夏ホイ族自治区霊州市から浙江省紹興市までのプラスマイナス800キロボルト高圧直流送電プロジェクトを通じて浙江省に送り込んでいます。中国送電大手、国家電網傘下の国網青海省電力はスマート電力網によってクリーンエネルギーの急成長を支えています。ここ10数年、同社は809億8000万元(約1兆6196億円)を投資して、周辺の甘粛省、チベット自治区、新疆ウイグル自治区と結び、黄河中下流地域に直通する交流・直流混合型の若干のハブを持つ電力網を建設しました。

 今年7月末現在、青海省のクリーンエネルギー設備容量は4273万6000キロワットで、ネットワーク全体の設備容量の91.6%を占め、うち新エネルギー設備容量は3012万6000キロワットで、ネットワーク全体の設備容量の64.2%を占め、いずれも中国最高でした。(c)CGTN Japanese/AFPBB News