【9月18日 AFP】陸上、ダイヤモンドリーグ(Diamond League 2023)・ファイナルの米ユージーン大会(Prefontaine Classic)が17日に行われ、男子棒高跳びではアルマンド・デュプランティス(Armand Duplantis、スウェーデン)が世界新記録の6メートル23で優勝した。

 世界選手権(World Athletics Championship)と五輪の王者であるデュプランティスは、2月にフランスで行われた室内大会のオールスター・ペルシュ(All-Star Perche 2023)で記録した6メートル22を1センチ更新した。

 世界記録更新はこれが7回目で、そのうち5回は室内大会となっている。屋外での2回の更新はともに今大会が行われた米オレゴン州ユージーン(Eugene)のヘイワード・フィールド(Hayward Field)で、昨年の第18回世界陸上オレゴン大会(World Athletics Championships Oregon 22)では優勝を飾っている。

 女子5000メートルでは、1万メートル世界女王のグダフ・ツェガイ(Gudaf Tsegay、エチオピア)が観客の度肝を抜く14分0秒21の世界新で優勝。これは6月9日にダイヤモンドリーグ仏パリ大会で、フェイス・キピエゴン(Faith Kipyegon、ケニア)が記録した14分05秒20を約5秒上回った。(c)AFP/Rebecca BRYAN