【8月23日 AFP】国営ロシア通信(RIA)は23日、航空宇宙軍のセルゲイ・スロビキン(Sergei Surovikin)総司令官が解任されたと伝えた。

 冷酷な戦術から「ハルマゲドン将軍」の異名を持つスロビキン氏は、ウクライナ侵攻の総司令官も一時務めた。

 一方で、民間軍事会社ワグネル(Wagner)と密接な関係にあり、6月にワグネルが武装蜂起に失敗して以降、公の場に姿を現していないことから、拘束や解任の可能性がうわさされていた。

 7月には元陸軍将校の与党議員が、スロビキン氏は「休養中」だと述べていた。

 RIAは、航空宇宙軍のビクトル・アフザロフ(Viktor Afzalov)参謀長が総司令官を代行すると報じている。(c)AFP