【8月17日 AFP】ペルーで発見された新種のヘビに、米俳優で自然保護活動を熱心に支援してきたハリソン・フォード(Harrison Ford)さんの名前にちなんだ学名がつけられた。

 ペルー国立サンマルコス大学(San Marcos National University)は16日、2022年5月にオティシ国立公園(Otishi National Park)にある山中のジャングルで発見された体長40センチのヘビが新種だったと発表。学名を「タキメノイデス・ハリソンフォーディ(Tachymenoides harrisonfordi)」としたことを明かした。

 このヘビを最初に発見したドイツ系米国人の生物学者エドガー・レール(Edgar Lehr)氏はAFPに対し、フォードさんが環境問題で積極的に動いていることに敬意を表し、この学名を付けたと語った。

 国際環境NGOコンサベーション・インターナショナル(Conservation International)を通じて、フォードさんの同意が得られたという。

 ヘビが見つかったのはヘリコプターでしか行けない場所で、発見するのに7日間かかったとレール氏は語った。ヒキガエルやトカゲを狩るのが得意で、人間の成人には無害だという。(c)AFP