【5月29日 AFP】22-23イングランド・プレミアリーグは28日、最終節の第38節の試合が行われ、レスター・シティ(Leicester City)とリーズ・ユナイテッド(Leeds United)の降格が決定した一方、エバートン(Everton)は69シーズン連続の1部残留を決めた。

 レスターは2-1でウェストハム(West Ham)に勝利したものの、エバートンも1-0でボーンマス(AFC Bournemouth)を下したため、奇跡のプレミア制覇からわずか7年での2部降格が決まった。アブドゥラエ・ドゥクレ(Abdoulaye Doucoure)が殊勲の決勝点を挙げ、エバートンの本拠地が歓喜に沸いたのとは対照的に、レスターは悲しみに包まれた。

 リーズも残留のためには他力が必要な状況だったが、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)に1-4で完敗。来季は4シーズンぶりにチャンピオンシップ・リーグ(2部)で戦うことになった。

 開始2分で相手のハリー・ケイン(Harry Kane)に先制を許し、なすすべなく敗戦。サム・アラダイス(Sam Allardyce)監督は試合の入りについて、「プロの自殺行為だ」と話し、「やってはいけない時間帯に致命的なミスを犯した」と嘆いた。

 すでに優勝を決めているマンチェスター・シティ(Manchester City)は0-1でブレントフォード(Brentford FC)に敗れ、公式戦無敗が25試合で止まった。優勝を逃したアーセナル(Arsenal)は5-0でウォルバーハンプトン・ワンダラーズ(Wolverhampton Wanderers)に大勝してシーズンを締めくくった。(c)AFP/Kieran CANNING