【3月25日 AFP】フィギュアスケート世界選手権(ISU World Figure Skating Championships 2023)は25日、さいたまスーパーアリーナ(Saitama Super Arena)でアイスダンス・フリーダンス(FD)が行われ、米国のマディソン・チョーク(Madison Chock)/エヴァン・ベイツ(Evan Bates)組が合計226.01点で大会初制覇を果たした。

 リズムダンス(RD)で3点以上のリードを築いていた同カップルは、中盤にチョークが転倒する場面がありながらも見事に勝ち切った。世界選手権ではこれまで銀メダル1個と銅メダル2個を獲得していたが、10回目の出場にして初の金メダルに輝いた。

 ベイツは「ずっとこれを目標にしてきた。つい10秒前のことだから、まだなかなか言葉にできないが、本当にうれしい」と喜んだ。

 一方、チョークは予想外の転倒について「ちょっとしたヘマ」だったと振り返りつつ、「最高にうれしい」と語った。

 イタリアのシャルレーヌ・ギニャール(Charlene Guignard)/マルコ・ファッブリ(Marco Fabbri)組が合計219.85点で2位、カナダのパイパー・ギレス(Piper Gilles)/ポール・ポワリエ(Paul Poirier)組が同217.88点で3位に入った。

 村元哉中(Kana Muramoto)/高橋大輔(Daisuke Takahashi)組は同188.87点で11位だった。(c)AFP