【10月21日 CGTN Japanese】中国の中医薬産業の収入はここ10年間で5156億元(約10兆円)から7000億元(約15兆円)近くまで増加しました。産業の成長とともに、中医薬の品質も向上し、中医薬関連技術のイノベーションも大きな成果を挙げました。

 この間、全国重点実験室など国家レベルのプラットフォームをよりどころに産学研の連携が継続的に深化させ、国家中医薬管理局などの機構が中医薬生産の全過程で品質管理を強化するなど、中医薬製造は産業のスマート化やグリーン発展を実現してきました。現在、中医薬産業では日増しにシステム整備が進み、業界は良好な発展状態を呈しています。

 中央財政は2012年から累計3万6700カ所の中医館建設をサポートしてきました。2020年末現在、都市部と農村部の住民1万人当たりの診療科別・総合診療の漢方医は0.66人となっています。同時に、政府は中国医学・中医薬の健康知識を積極的に普及させ、中医学と西洋医学による総合治療を実施しています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News