商工中金は、サステナブルファイナンスなどの取組みを通じ、お客さまのサステナブル経営および持続可能な社会の実現に貢献していきます。

商工中金(本店営業部)は、城北伸鉄グループ様(中核:城北伸鉄株式会社様、本社:埼玉県東松山市、代表者:榎本 淳也様)に対し、サステナブル経営に必要な資金1億9,600万円を融資しました。本融資については、ポジティブ・インパクト・ファイナンスを適用しています。

 同社は磨棒鋼製造業者です。ダイスを通して引き抜き矯正、加工を行う「冷間引抜加工」という方法で寸法精度の高い「みがき棒鋼」を製造しており、同社製品は自動車関連のほか、産業機械、建設機械、建築資材など多様な産業の部品材料として幅広く利用されています。

今回同社は、自動車の重要保安部品の安定供給や地域社会への貢献等により、一層の成長を図るため、サステナビリティに関するKPI(注)を設定。経営の持続可能性を高め、経済的価値の向上のみならず、社会的価値の向上や働き手の幸せを実現していきます。
(注)同社KPI詳細は、商工中金HP掲載の「ポジティブ・インパクト・ファイナンス評価書」をご覧ください。

商工中金は、現地訪問や経営者との対話を通じた事業性評価を行い、株式会社商工中金経済研究所と連携してインパクト評価を実施。株式会社日本格付研究所(JCR)より第三者意見書を取得し、同社の強みと課題そして目標(KPI)を共有。同社の企業価値向上のために必要な資金をポジティブ・インパクト・ファイナンスにて融資するとともに、目標達成に向けた取組みをサポートし、伴走支援していきます。

 商工中金は、持続可能な社会の実現に向けて、中小企業の皆さまのサステナブル経営の取り組みを積極的にサポートしてまいります。

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【城北伸鉄株式会社様の概要】

所在地

埼玉県東松山市新郷401

代表者

榎本 淳也様

業種

磨棒鋼製造業

資本金

1億円

従業員数

88名(2022年2月時点)

設立

1947月3月

 

【本社・東松山磨棒鋼センター】