【11月22日 AFP】オランダ農業省の22日の発表によると、国内少なくとも2か所の養鶏所で感染力の強い鳥インフルエンザの発生が確認され、当局が鶏およそ19万羽を殺処分した。

 保健当局の職員らは、ゴーダ(Gouda)郊外のヘーケンドルプ(Hekendorp)と北部フリースラント(Friesland)州ウィットマルスヌ(Witmarsum)の養鶏場で、それぞれ約10万羽と約9万羽を処分。

 農業省によると、どちらも「H5型」の鳥インフルエンザウイルスが疑われているという。

 10月以降、オランダでは各地の農場で季節性の鳥インフルエンザが検出されており、主な原因は渡り鳥とみられている。

 オランダは新型コロナウイルス感染拡大の第2波にも見舞われており、連日、およそ6000人の新規感染者が確認されている。(c)AFP