【5月12日 AFP】カナダの警察当局は10日、オンタリオ(Ontario)州の幹線道路で時速308キロという「信じられない」速度で運転していた19歳の少年が危険運転で検挙されたことを明らかにした。

 警察官のケリー・シュミット(Kerry Schmidt)氏はツイッター(Twitter)に投稿した動画で、「今まで聞いた中で今回が一番速い」「信じられない速度だが、時速191マイル(時速308キロ)だ」と投稿した。

 運転していた若者は9日夜、同じくらいの年齢の男と共に父親が所有するメルセデス(Mercedes)の車に乗り、「クイーンエリザベスウエー(Queen Elizabeth Way)」と呼ばれる幹線道路を走行していたという。若者は直ちに免許停止となり、車は7日間没収された。

 シュミット氏は「こんなスピードで運転するのはあまりにもひどい」と述べ、警察がこの車を停車させた際には、周囲の車が満足の意を表して一斉にクラクションを鳴らしたと付け加えた。(c)AFP