米、インフル症状に新型ウイルス検査へ 対策を大幅強化
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【2月15日 AFP】米当局は、国内の保健当局によってインフルエンザに似た症状が確認された患者に対し、新型コロナウイルスの検査を行う措置を開始する。米疾病対策センター(CDC)の高官が14日、発表した。米国内の新型ウイルス対策が大幅に強化された形だ。
CDC国立予防接種・呼吸器疾患センター(NCIRD)のナンシー・メッソニエ(Nancy Messonnier)所長は、「CDCは、インフルエンザに似た症状のある人々に対し新型コロナウイルス検査を開始するべく、全米各地の公衆衛生検査機関5か所の地域密着型インフルエンザ監視能力活用に向け、これら機関との協力を開始した」と表明した。
検査はまずカリフォルニア州のロサンゼルスとサンフランシスコ、ワシントン州シアトル、イリノイ州シカゴ、ニューヨーク州ニューヨークで開始される。検査所は今後さらに追加される見通し。(c)AFP