新たな「赤ちゃん工場」発見、脱走した少女・妊婦ら保護 ナイジェリア
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【10月5日 AFP】ナイジェリアの最大都市ラゴス(Lagos)の警察当局は2日、生まれた子を販売する目的で妊婦に出産を強要する、いわゆる「赤ちゃん工場」を新たに発見したと発表した。ラゴスではこの数日前、別の地域の「赤ちゃん工場」数か所から、妊婦19人が救出されたばかりだった。
当局によると、警官が施設から逃げ出した少女や妊婦ら7人を保護。その後、イソロ(Isolo)地区にある助産施設を発見した。
ラゴス警察はAFPの取材に、「妊婦7人がバスの停留所で待っているとの秘密情報を受け、警察官が向かって妊婦らを保護した」と説明。「事情聴取の後、女性らは自らを施設内で妊娠させられた20人(の一部)だと話し、全員が先月30日の夜に脱走したと語った」という。
今回発見されたのは年齢が13歳から27歳の女性7人のみで、警察は残りの13人が他の場所に逃げたとみている。
イソロの施設について警察は、「後に販売する赤ちゃんを生ませるため、若い女性が妊娠させられる収容所」と説明。「この非人間的で凶悪な犯罪」に関与した者を追っているとした。
警察がAFPに対して先月30日に明らかにしたところによると、先月19日に違法な助産施設として使用されていた市内の建物4か所で強制捜査が行われ、少女を含む妊婦19人と赤ちゃん4人が救出された。(c)AFP