ブラジル経済相、マクロン仏大統領夫人を侮辱 「本当に醜い」
このニュースをシェア
【9月6日 AFP】ブラジル経済相が5日、ブリジット・マクロン(Brigitte Macron)仏大統領夫人について、「本当に醜い」と発言した。数日前にもブラジルのジャイル・ボルソナロ(Jair Bolsonaro)大統領が、ブリジット夫人の容姿を侮辱する支持者の投稿に賛同するようなコメントを寄せていた。
パウロ・ゲジス(Paulo Guedes)経済相は経済フォーラムで、ブリジット夫人の外見に関するボルソナロ大統領の発言は「本当のことだ」と述べ、「あの女性は本当に醜い」と続けると、会場からは笑いと拍手が起きた。
その後ゲジス氏は補佐官を通じて、「本日の公式行事でフランス大統領夫人に言及した際に冗談を言ったことについて、許しを請う」とコメントした。
先月末にはボルソナロ大統領の支持者がフェイスブック(Facebook)に、ブリジット夫人と、同夫人より29歳若いボルソナロ大統領のミシェル(Michelle Bolsonaro)夫人の写真を並べ、エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領が「ボルソナロを困らせる理由が分かるだろう?」と投稿。
ブリジット夫人がミシェル夫人ほど魅力的でないことを暗に伝えるようなこの投稿に対して、ボルソナロ大統領は、「やつに恥をかかせるなよ、ハハ」と賛同するようなコメントを寄せた。
マクロン大統領はボルソナロ氏の発言を、「極めて無礼」と非難。ボルソナロ氏は後にコメントを削除した。
ブラジルとフランスはここ数週間、アマゾン(Amazon)熱帯雨林の火災の対応をめぐって対立している。(c)AFP