ツイッターがマンUと話し合いへ、ポグバへの人種差別的投稿を受け
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【8月22日 AFP】米ツイッター(Twitter)は21日、サッカー選手に対するソーシャルメディア上での人種差別的な投稿防止を求める声が上がる中、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)と話し合いを行うことになったと明かした。
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ユナイテッドの幹部は、1-1で引き分けた19日のウォルバーハンプトン・ワンダラーズ(Wolverhampton Wanderers)戦でPKを失敗したポール・ポグバ(Paul Pogba)が人種差別の標的になったことを受け、ツイッター側との話し合いの機会を強く求めていた。
また、ユナイテッドのDFハリー・マグワイア(Harry Maguire)は、ソーシャルメディアを代表するツイッターとインスタグラム(Instagram)の両社に対し、「見るに堪えない挑発的な投稿」をなくすために、より先を見越した姿勢をとるべきだと要求。女子イングランド代表を率いるフィル・ネビル(Phil Neville)監督も、選手はソーシャルメディアをボイコットするべきだとの見解を示した。
PKを失敗した選手がソーシャルメディアで人種差別の被害に遭うのは、チェルシー(Chelsea)のタミー・アブラハム(Tammy Abraham)とチャンピオンシップリーグ(2部)のレディング(Reading FC)に所属するヤク・メイテ(Yakou Meite)に続き、この1週間でポグバが3人目だった。
これを受けてツイッターは、ユナイテッドやサッカー界の反差別団体「Kick It Out」などと今後数週間にわたり話し合いの場を持つと発表。コメント文の中で「この問題については、これまでもパートナーと共にオープンかつ健全な対話を続けてきたが、ユーザーを守るためにしなければならないことがまだ多くあると理解している。弊社のプラットフォームにおいて、人種差別的行為が存在する余地はなく、われわれは強く非難する」と記した。
「この目的を達成すべく、われわれはパートナーとより密接に取り組み、共通の解決策を見つけることを期待している。それと同時に、ツイッター社としては率先して投稿を監視し続け、規則に違反する内容には積極的に対応していく」
ツイッターの規則は、人種や民族性などを理由とした他者への脅迫や嫌がらせ、攻撃の扇動を禁じている。(c)AFP