【3月12日 AFP】米国で毎年、睡眠時間の1時間短縮をもたらすサマータイム(夏時間)の廃止を望む人々に11日、新たな味方が現れた。ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領だ。

 米国は毎年春に時計の針を1時間進め、11月に元に戻すサマータイムを導入している。首都ワシントンでは11日午前2時から夏時間に入った。

 時刻変更により睡眠不足に陥った人々からは、サマータイムは不要であり、危険をもたらす可能性もあるとの批判が出ている。トランプ氏はこの見方に同調し、ツイッター(Twitter)に「私は夏時間を恒久化してもかまわない」と書き込んだ。

 カリフォルニア州やフロリダ州などでは夏時間の通年化を求める動きが広まっているが、最終的には連邦議会の承認が必要となる。(c)AFP