バルセロナで20万人がデモ カタルーニャ独立派の公判に抗議
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【2月17日 AFP】(更新)スペインの首都マドリードでカタルーニャ(Catalonia)自治州の独立支持派元指導者の公判が12日に開廷したことを受けて、同州の州都バルセロナで16日、この公判に抗議するデモ行進が行われた。バルセロナ市警によると、デモにはおよそ20万人が参加した。
デモ行進ではキム・トラ(Quim Torra)カタルーニャ自治州首相が先頭に立ち、「民族自決は犯罪でない」と書かれた横断幕が掲げられた。同市警の発表ではデモ参加者はおよそ20万人。デモ主催者側は参加者を50万人としている。
マドリードにある最高裁では12日、2017年10月にスペインからの分離独立運動に関与したとされる、カタルーニャ独立支持派の政治家と運動家12人の公判が始まった。公判はおよそ3か月続く予定で、判決はさらに数か月後に言い渡される見通しだ。
16日のデモでは参加者が青・赤・黄のカタルーニャ独立旗を振りながら、「政治囚に自由を」と書かれた横断幕を掲げ行進。参加者の1人は「政府は彼ら(独立派)を監禁したいだけだ。(独立の是非を問う)投票の実施は犯罪ではないと知っているため、一度も起きていない暴力をでっち上げている」と語った。(c)AFP