爆竹禁止措置の効果あり 春節期の北京市のPM2.5平均濃度、前年比で半分に
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【2月17日 CNS】中国・北京市環境保護監測センターの発表によると、今年の春節(旧正月、Lunar New Year)期間は、同市の爆竹禁止制限措置などの影響もあり、空気の品質は比較的良好だったことがわかった。大みそか(2月4日)から10日までの北京市のPM2.5の平均濃度は1立方メートル当たり38マイクログラムを記録し、前年の78マイクログラムから40マイクログラム減少した。下降率は51.3%だった。
環境保護監測センターによると、爆竹が集中して使われる大みそか夜から元日早朝にかけての濃度は、前年同時期に比べ45.7%減少。ピーク時の濃度は1立方メートル当たり177マイクロでグラム、同様に前年同期比で34.9%減少している。
大みそかの時間帯別濃度では、1立方メートル当たり150マイクログラムの重度汚染状態の時間帯が4時間ほどあったが、汚染度が極めて高いとされる250マイクログラムは一度も越えなかったことから、昨年と比べても明らかな改善が見られたとしている。(c)CNS/JCM/AFPBB News