リゾート施設でノロウイルス感染、施設側は3倍額の補償案を提示 ハルビン
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【2月14日 CNS】中国・黒竜江省(Heilongjiang)ハルビン市(Harbin)のリゾート施設、クラブメッド(Club Med)・ヤブリ国際スキーリゾートで、9日から下痢や嘔吐(おうと)など体調不良を訴える宿泊客が続出した。同市の疾病予防管理センターの連日の検査で、宿泊客がノロウイルスに感染していることが確認され、クラブメッド側は12日、ウイルスが検出された宿泊客に対し、宿泊代金の3倍額を補償すると発表した。
自己申告を含め症状があると報告のあった宿泊客は42人で、うち8人が現地の医療機関で診療を受けている。
クラブメッドによると、同施設では現在、ウイルスの感染を抑制する消毒作業を全面的に進めており、15日以降には感染の潜在リスクをゼロにしたいと説明している。専門的な国際衛生チームがすでに同施設に派遣され、対応しているという。
現在、施設内に留まっている宿泊客についても、クラブメット側では宿泊客の希望に応じて相応の補償をするとしている。チェックアウトから2日以内に病院を受診した宿泊客に対しては、医療費も負担するという。(c)CNS/JCM/AFPBB News