イラン革命防衛隊バスに自爆攻撃、27人死亡
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【2月14日 AFP】イラン南東部で13日、革命防衛隊(Revolutionary Guards)の隊員を乗せたバスが自爆攻撃を受け、隊員27人が死亡、13人が負傷した。同隊が発表した。
革命防衛隊の発表によると、標的となったのは国境警備任務から戻る最中だった部隊で、「爆発物を積んだ車がバスの横で爆発した」という。
攻撃は、情勢不安が続くシスタンバルチェスタン(Sistan-Baluchistan)州で発生。同州では、主にイスラム教スンニ派(Sunni)からなるバルーチ人(Baluchi)が対パキスタン国境をまたいで居住している。
米テロ組織監視団体SITEインテリジェンス・グループ(SITE Intelligence Group)によると、イスラム過激派組織「ジャイシュ・アルアドル(Jaish al-Adl)」が犯行声明を出した。スンニ派過激派組織「ジュンダラ(Jundallah)」の後継組織として2012年に結成された同組織は、イランで襲撃事件を繰り返しており、同国内では「テロ組織」に指定されている。(c)AFP/Kay Armin Serjoie