ジョーダン氏、ハーデンとウェストブルックの快挙称賛「リーグの進歩の証し」
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【2月13日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)のレジェンドであるマイケル・ジョーダン(Michael Jordan)氏が、ともに偉大な記録を樹立したジェームス・ハーデン(James Harden)とラッセル・ウェストブルック(Russell Westbrook)について、自身の記録には見劣りすると冗談めかしながら2人を祝福した。
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ヒューストン・ロケッツ(Houston Rockets)のハーデンは、11日のダラス・マーベリックス(Dallas Mavericks)戦で、過去にウィルト・チェンバレン(Wilt Chamberlain)氏しか成し遂げていない30試合連続30ポイント以上の快挙を達成。オクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)のウェストブルックは、ポートランド・トレイルブレイザーズ(Portland Trail Blazers)戦で史上初となる10試合連続トリプルダブルを達成した。
これについて、ジョーダン氏はオールスター開催を控えるノースカロライナ州シャーロット(Charlotte)で12日、どちらも称賛すべき記録だと語った。
「ともに難しい記録だ。私たちのリーグにある才能や、リーグの進歩の証明だ」と話したジョーダン氏は「2人の成し遂げたことがとても誇らしい。大きな記録を残し、リーグの成長に大いに貢献すると思う」と続けた。
そして「選手の立場からしてどちらの方が難しいかって? 優勝6回かな」と、自身がシカゴ・ブルズ(Chicago Bulls)時代の1991年から1998年にかけて勝ち取ったタイトルを指しながらジョークを言った。
ハーデンとウェストブルックはどちらも個人としては近年記録を積み重ね、それぞれ2018年と2017年にレギュラーシーズンMVPに輝いているが、チームとしてNBA王者に輝いたことはまだ一度もない。(c)AFP