【2月12日 AFP】英国のギャビン・ウィリアムソン(Gavin Williamson)国防相は11日、欧州連合(EU)離脱(ブレグジット、Brexit)後に、敵の防空能力を圧倒できるような「破壊力向上」を目指す計画の一つとして、「無人機(ドローン)の群れによる飛行隊」を編成する計画を明らかにした。

 ウィリアムソン氏は首都ロンドンで行ったタカ派的な演説で、EU離脱は「世界的な存在感を強化しなければならない時期にある」英国にとって良い機会だったと述べた。また、ドローンに700万ポンド(約10億円)を投資する計画だと明らかにし、「敵の防空を混乱させ、圧倒する能力を持つ」ドローン飛行隊が今年中に整備されるという見通しを示した。

 同氏は、「攻撃的サイバー能力」に6500万ポンド(約92億円)を費やすほか、危機の際の支援から紛争に至る幅広い作戦で使用できる2隻の新しい海軍艦艇を就役させる方針も明らかにした。(c)AFP