【2月9日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領(72)は8日、健康診断を受け、専属医から結果は「非常に良好」とのお墨付きを得た。健康診断は毎年行われているもので、所要時間は約4時間だった。ホワイトハウス(White House)が診断書を公開した。

 ショーン・コンリー(Sean Conley)大統領専属医は診断書で、「米国大統領は非常に良好な健康状態にあり、任期中および任期終了後までこれを維持するものと見込まれる」と明言した。

 健康診断は、ワシントン郊外のベセスダ(Bethesda)にあるウォルター・リード米軍医療センター(Walter Reed National Military Medical Center)で行われ、4時間にわたりさまざまな検査が行われた。

 トランプ氏は大統領専用ヘリコプター「マリーンワン(Marine One)」でホワイトハウスに戻った際、報道陣に向けて親指を立てる一方、気分はどうかという質問には答えなかった。

 昨年の健康診断では、 当時の大統領専属医ロニー・ジャクソン(Ronny Jackson)氏が、記者会見で異例の詳しい説明を行い、大統領は「並外れて健康」だと発表していた。

 ジャクソン氏はこの際、トランプ氏の健康の秘密は遺伝子にあるとの見方を示し、「信じられないほど良い遺伝子」「神がそうされた」と述べた。

 その後、ジャクソン氏には倫理上の問題が持ち上がり、今回の検査は別の医師らが行った。(c)AFP