【2月8日 AFP】(更新)英警察は7日、イギリス海峡(English Channel)に墜落した小型飛行機の残骸から収容した遺体が、イングランド・プレミアリーグ、カーディフ・シティ(Cardiff City)のアルゼンチン出身FWエミリアーノ・サラ(Emiliano Sala)選手(28)だと確認されたと発表した。

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 サラ選手の遺体は3日、レーダーから機影が消えた英ガーンジー(Guernsey)島付近で遠隔操作型無人潜水機(ROV)により発見された。遺体は6日に収容され、7日に洋上補給船でポートランド港(Portland Harbour)に運ばれ、検視官により身元が特定された。

 ドーセット警察(Dorset Police)はツイッター(Twitter)に、「本日ポートランド港に運ばれた遺体の身元が、プロサッカー選手のエミリアーノ・サラと正式に確認された」と投稿している。

「サラ選手とデビッド・イボットソン(David Ibbotson)操縦士の家族には最新の情報を伝えてある。われわれの思いは彼らとともにある」

 なお、遺体を発見した英航空事故調査委員会(AAIB)は、悪天候により機体の残骸の回収は不可能で、この日の捜索を打ち切ったと発表している。

 サラ選手とイボットソン操縦士(59)を乗せた小型機は1月21日、同選手の移籍先の本拠地・英カーディフ(Cardiff)に向かう途中、イギリス海峡ガーンジー島付近でレーダーから機影が消えた。

 警察による捜索は打ち切られたが、リオネル・メッシ(Lionel Messi)をはじめとした選手の支援を受けてサラ選手の家族は企業に不明機の捜索を依頼。3日に機体の残骸が発見された。(c)AFP/Katharyn GILLAM