非定型の「狂牛病」の症例1件、ポーランドで確認
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【2月4日 AFP】ポーランドで4日、非定型の牛海綿状脳症(BSE、狂牛病)の症例が見つかった。報告されたのは1件のみで、人間の健康に対するリスクはないという。
ポーランド通信(PAP)によると、同国の獣医師クシシュトフ・ニェムチュク(Krzysztof Niemczuk)氏が、「ポーランドで非定型BSEの症例を1件確認した」と発表した。
続けて、「国際獣疫事務局(OIE)によると、本国で発見された非定型のBSEは、『無視できるBSEリスク』というポーランドのステータスに影響を与えるものではない」と説明した。
今回BSEが検出された牛は、同国南西部のチェコとドイツとの国境近くに位置する村で発見され、その後安楽死の処置が取られたという。(c)AFP