豪の名調教師、4年間の資格停止処分へ 電気ショック器具所持で
発信地:シドニー/オーストラリア
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【2月5日 AFP】オーストラリア競馬を代表する調教師のダレン・ウィアー(Darren Weir)氏が、長期間の資格停止処分の可能性に直面していることが分かった。関係者が5日に明かした。
ベテラン調教師のウィアー氏は、女性騎手のミッシェル・ペイン(Michelle Payne)が騎乗して2015年に伝統レースのメルボルンカップ(Melbourne Cup)を制したプリンスオブペンザンス(Prince of Penzance)を育てたことで知られている。
ウィアー氏は前週、馬に電気ショックを与えるテーザー銃のような器具を所持していた容疑で他の男2人と一緒に逮捕され、現在は釈放されている。4日に行われたレーシング・ビクトリア(Racing Victoria)のヒアリングで同氏は、トラック上でパフォーマンスを向上させるために馬に電気ショックを与える「ジガー」と呼ばれる電気器具に関連した3件の容疑について、争わない姿勢を示した。
レーシング・ビクトリアのインテグリティ部門で責任者を務めるジェイミー・スティア(Jamie Stier)氏はコメント文を発表し、ウィアー氏に対して「問題の重要性を鑑み」、4年間の資格停止処分を模索していることを公表した。ウィアー氏は処分が確定するまで、調教師もしくはオーナーとして関係施設の出入りや馬の出走を禁じられることになるという。(c)AFP