【2月4日 AFP】キューバ当局は3日、首都ハバナを先週襲った強力な竜巻による死者が6人に増えたと発表した。

 ホセ・アンヘル・ポルタル・ミランダ(Jose Angel Portal Miranda)保健相は、政府系メディアを通じ、「重体だった13人のうち2人が亡くなった」と述べた。

 1月27日夜に発生した竜巻では、ハバナ市内のレグラ(Regla)地区、グアナバコア(Guanabacoa)地区、サンミゲルデルパドロン(San Miguel de Padron)地区、ディエスデオクトゥブレ(10 de octubre)地区で大きな被害が出た。

 竜巻の強さは5段階の風速の尺度「藤田スケール(Fスケール)」で上から2番目のF4を観測。木々が根こそぎ倒され、家屋や車にも被害が相次いだ。一帯が完全に破壊された地区もあった。これまで発表されていた死者数は4人だった。(c)AFP