エルサルバドル大統領選、37歳の前首都市長が勝利宣言
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【2月4日 AFP】(更新)中米エルサルバドルで3日、任期満了に伴う大統領選が行われ、首都サンサルバドルの前市長であるナジブ・ブケレ(Nayib Bukele)候補(37)が勝利を宣言した。
同国の高等選挙裁判所(Supreme Electoral Tribunal、TSE)によると、開票率およそ70%の時点でブケレ氏の得票率は52.93%。
ブケレ氏は支持者らに向けた演説で、「現時点でわれわれは完全な確信を持って大統領選に勝利したと宣言できる」と述べた。
ブケレ氏の主要対立候補である中道右派「民族主義共和同盟(ARENA)」のカルロス・カジェハ(Carlos Calleja)氏、左派「ファラブンド・マルティ民族解放戦線(FMLN)」のウゴ・マルティネス(Hugo Martinez)氏は共に敗北を認めており、およそ30年ぶりに2大政党である両党以外の大統領が誕生する見通し。
ブケレ氏は教育予算の引き上げと汚職撲滅を約束する一方、公約の柱として治安改善に向けた政策実行を掲げていた。(c)AFP