ラッパーの21サヴェージ、米不法滞在で拘束 実は英国人
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【2月4日 AFP】今年の米グラミー賞(Grammy Awards)にもノミネートされた人気ラッパー、21サヴェージ(21 Savage、本名シェイヤ・ビン・エイブラハムジョセフ<Sha Yaa Bin Abraham-Joseph>、26)が3日、米国に不法滞在した疑いで拘束されたことが分かった。これまで米国出身だと主張してきたが、実際は英国籍で、ビザ(査証)の期限が切れていた。
米移民税関捜査局(ICE)はジョージア州アトランタの新聞アトランタ・ジャーナル・コンスティテューション(Atlanta Journal-Constitution)に対し、容疑者は2005年に米国に入国し、翌年にビザが失効していたと説明している。2014年には薬物関係の重罪で有罪判決を受けていたが、当時は英国籍だと分からなかったという。
21サヴェージは2017年に初のアルバムをリリース。セカンドアルバムの「I Am > I Was」は昨年末に米「ビルボード200(Billboard 200)」で1位に輝いた。これまで、ヒップホップの本場とされるアトランタ出身と主張してきただけに、ソーシャルメディアではショックが広がっている。(c)AFP