刃物襲撃に伴う手術受けたブラジル大統領、入院中に体調不良
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【2月4日 AFP】ブラジルのジャイル・ボルソナロ(Jair Bolsonaro)大統領(63)は、昨年選挙活動中に刃物による襲撃を受けて重傷を負い、それに伴って装着した人工肛門を外す手術を受けて入院している。手術から数日が経過し、栄養チューブをつけたボルソナロ氏の体調が思わしくないという。
同氏の手術は先月28日、サンパウロ(Sao Paulo)病院で行われ、術後は快方に向かっていた。しかし2日の発表によると、「吐き気や嘔吐(おうと)の症状」が出ているという。
とはいえ検査値はすべて正常で、発熱もないとされ、メディアは大統領が当初の予定通り、6日または7日に退院する見通しだと伝えている。
同氏は昨年9月6日に南東部ミナスジェライス(Minas Gerais)州のでの選挙運動中に、精神不安定とされる単独犯に刃物で腹部を刺されていた。(c)AFP