【1月28日 CNS】中国・甘粛省(Gansu)蘭州市(Lanzhou)の街角に6平方メートルの透明ガラスの店がある。中にはおしゃれなカウンターと木製の椅子、自動コーヒーマシーンが置かれている。蘭州で初めての24時間営業の無人スマートコーヒー館だ。写真を撮ったり一息ついたりする顧客が頻繁に出入りする。スマホを手にQRコードをスキャンし、コーヒーを飲んでいく人も。従業員はいないが、店内は整然と落ち着いた雰囲気だ。

 コーヒーマシーンのメニュー画面では、10数種類の飲み物が選べるようになっている。アメリカンコーヒー、カフェラテ、ジュース、ミルク、さらに西北地方特色の「酥油茶(Suyou Cha、バター茶」も選べる。価格は、7.9元(約127円)から13.9元(約224円)。客は、砂糖、コーヒー、ミルクの濃度をそれぞれ調節し、好みの味に調節できる。支払いは、微信支付(ウィーチャットペイ、WeChat Pay)あるいは支付宝(アリペイ、Alipay)のいずれかを選べる。ドアを開けてコーヒー館の中に入り、メニューを選択の後支払いを済ませ、コーヒー館を離れるまで、わずか2分だ。(c)CNS/JCM/AFPBB News