ファーウェイ創始者・任CEOの語った10のポイント
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【1月30日 CNS】華為技術(ファーウェイ、Huawei)の創始者兼CEOの任正非(Ren Zhengfei)氏はこのほど、中国メディアと海外メディアの数時間に及ぶインタビューに応じた。1万字を超すインタビュー記録を整理し、任氏のコメントを10のポイントにまとめた。
■娘の孟晩舟(Meng Wanzhou)CFOについて
娘はアルゼンチンで行われる会議のため、カナダで乗り継ぎをする途中、不幸にも拘束された。ファーウェイは法的手続きにより解決を図る。娘の父親として、中国政府や社会各層の人々が示された娘に対する支持と関心にも感謝をしたい。娘とは今も電話をする。娘は勝気で電話で冗談を言ったりすることもある。
■知財権について
ファーウェイが保有する8万7805項の特許の中で、1万1152項のコア技術特許は米国で授与されたもので、米国のIT社会にとって価値あるものだ。ファーウェイは多くの「西側」企業と特許の相互許可に合意しており、他人の知財権は絶対に尊重する。
■「創新」について
科学技術は人類の共同の財産であり、先人が築いたものの上で前進しなければならない。何でも自分でやる、というような考えを持ってはいけない。他人が作り上げた知財権であれば尊重し、金を支払い、許可をもらう。これがルールというものだ。
■企業管理について
どのように社員の怠慢を改善するかについては、ファーウェイにとっての挑戦だ。ファーウェイは自己管理によって怠慢を無くそうとしているが、実際は容易ではない。他人の欠点を指摘することはできても、自分の欠点を見つけて無くすことは難しいのが人の常だ。
■ファーウェイの未来について
今後の国際ビジネスについて変更はない。方向を変えることなく進める。見知らぬ領域には手を出さない。今後5年間、研究開発に大量の資金を投じ、世界で最良のネットワークを作る。5年後の年間売り上げは、今年の2倍以上に達するかもしれない。
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