第2シードのケルバーが敗れる大波乱、全豪初出場の伏兵に完敗
発信地:メルボルン/オーストラリア
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【1月20日 AFP】(更新)全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2019)は20日、女子シングルス4回戦が行われ、大会第2シードのアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)が0-6、2-6でノーシードのダニエル・コリンズ(Danielle Collins、米国)に敗れる今大会最大の波乱が起きた。
全豪オープンの本戦に出るのは今回が初めてのコリンズだが、この日は四大大会(グランドスラム)通算3勝を誇る世界ランキング2位のケルバーに1時間足らずで完勝。準々決勝では第5シードのスローン・スティーブンズ(Sloane Stephens、米国)とアナスタシア・パフリュチェンコワ(Anastasia Pavlyuchenkova、ロシア)の勝者と対戦する。
「積極的に仕掛け、自分のショットを信じる」ようにしたという25歳のコリンズは「恐れを捨ててコートに上がっている。これまでもずっとハードワークをこなしてきたし、とにかく自分が持っているものを出し切り、振り返らないようにするだけ」と語った。
現在世界ランキング35位につけるコリンズだが、米国の大学でキャリアの大半を送ってきたため、まだWTAツアーでの知名度は高くない。今大会までグランドスラムには5度出場して一度も勝てていなかったが、この日は前回の対戦で1-6、1-6で敗れたケルバーを圧倒した。(c)AFP