元フィギュアペアのコフリン氏が自殺、全米選手権で2度優勝
発信地:ワシントンD.C./米国
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【1月20日 AFP】フィギュアスケートのペア選手として活躍し、全米チャンピオンに輝いたジョン・コフリン(John Coughlin)氏が、33歳で自ら命を絶ったことが発表された。コフリン氏は暫定的な活動停止処分を科されていた。
米ミズーリ州カンザスシティー(Kansas City)の警察が18日、通報を受けて自宅へ駆けつけたところ、自殺したコフリン氏の遺体を発見した。その後家族がフェイスブック(Facebook)で、「私の素晴らしく強くて、夢のように優しい兄弟ジョン・コフリンが本日、自ら命を絶ちました。言葉がありません。愛してるジョン…」と報告した。
コフリン氏は米国セーフスポーツセンター(US Center for SafeSport)と米国フィギュアスケート協会(U.S. Figure Skating)から活動停止処分を科され、現在デトロイト(Detroit)で開催中の全米選手権(2019 GEICO U.S. Figure Skating Championships)をはじめとする競技会で活動できない身だった。
米国セーフスポーツセンターは、性的暴行などの不適切な行為の告発が各スポーツ団体へ寄せられた際、それに対応するためにつくられた米国オリンピック委員会(USOC)の関連機関。コフリン氏に関してどんな告発があったかは明らかにされておらず、最終的な処分も保留のままだった。
コフリン氏は2011年にケイトリン・ヤンコウスカス(Caitlin Yankowskas)氏、2012年にケイディー・デニー(Caydee Denney)氏と組んで全米選手権を制した。(c)AFP