大坂なおみが全豪16強入り、苦しみながらも謝に逆転勝ち
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【1月19日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2019)は19日、女子シングルス3回戦が行われ、大会第4シードの大坂なおみ(Naomi Osaka)は5-7、6-4、6-1で第28シードの謝淑薇(Su-Wei Hsieh、シェ・スーウェイ、台湾)から逆転勝利を収め、4回戦進出を決めた。
敗退の大きな危機を乗り越え、アジア勢対決を制した全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2018)女王の大坂は、次戦で第13シードのアナスタシヤ・セバストワ(Anastasija Sevastova、ラトビア)と第21シードの王薔(Qiang Wang、ワン・チャン、中国)の勝者と対戦する。
昨年大会に続き、2年連続で自己最高となる16強入りを決めた大坂は、第1セットを奪われて第2セットも1-4と謝にリードを許したものの、そこから5ゲームを連取して試合を最終セットに持ち込んだ。
42本のアンフォーストエラーを重ね、ラケットを放り投げた際にコードバイオレーションを受けた大坂は、「諦めたくなかった」「四大大会(グランドスラム)が大好きだから、ここに少しでも長くとどまるために自分のできることをなんでもやった」と語った。
第1セットを落とした大坂は、第2セット序盤にもブレークを許して苦しみ続けた。それでも、試合の流れに反してブレークを奪い返すとそこから勢いをつかみ、5ゲームを連取してセットカウントで並ぶと、第3セット最初の2ゲームも奪った。
コートを走り回って見事なリターンを放っていた謝だったが、ここでついに疲れが見え始め、若い大坂が主導権を握ってそのまま試合をものにした。(c)AFP