シャラポワが前回女王ウォズニアッキ下し全豪16強入り、次戦は地元の星と
このニュースをシェア
【1月18日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2019)は18日、女子シングルス3回戦が行われ、大会第30シードのマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)は、大会連覇を目指していた第3シードのキャロライン・ウォズニアッキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)を6-4、4-6、6-3で退け、ベスト16入りを果たした。
四大大会(グランドスラム)通算5勝を誇り、薬物違反による出場停止処分が明けて2017年に復帰したシャラポワは、屋根が閉じられたロッド・レーバー・アリーナ(Rod Laver Arena)で全力のプレーを仕掛け、前回女王が思い描いていた二連覇の夢を阻止した。準々決勝を懸けた次戦の相手は、地元の期待を背負う第15シードのアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)に決まった。
2008年大会の女王で、2014年のローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)以来のグランドスラム優勝を目指して闘志を燃やしているシャラポワは、「レベルの高い試合になると考えていた。タフな戦いになることは分かっていた」とすると、「こういう試合を想定して練習してきた。最後のポイントを勝ち取って、本当に報われた」とコメントした。
シャラポワと対戦するバーティは、同日の3回戦でギリシャのマリア・サッカリ(Maria Sakkari)を7-5、6-1で退けた。
1時間22分で試合を制したバーディは今大会ではまだ1セットも落としておらず、2017年大会と2018年大会の3回進出を上回りメルボルンパーク(Melbourne Park)での最高成績を更新した。
女子ツアーで現在絶好調を維持しているバーティは、昨年末にWTAエリート・トロフィー(Hengqin Life WTA Elite Trophy Zhuhai 2018)でタイトルを獲得した勢いを得て、年明けから8戦7勝を挙げている。(c)AFP