【1月25日 Xinhua News】中国河北省衡水(Hengshui)市出身で今年28歳になる「90後」(1990年代生まれの世代を指す)の劉振健(Liu Zhenjian)さんは2014年、同省省都・石家荘市から故郷へ戻った。劉さんは多肉植物の栽培の将来性を確信してから農村に根を下ろし、起業の計画を練り始め、2016年に衡水市の鄧庄(Dengzhuang)現代農業総合モデルパークでビニールハウスを借りて多肉植物の栽培を開始し、起業の道を歩み始めた。

 多肉植物の栽培から手入れ、市場開拓までゼロから学んだ劉さんが手掛けた「二月紅多肉ガーデン」は、わずか数年の経営を経て3つのビニールハウスを有するまで成長し、総面積は6000平方メートルを超えた。現在、劉さんはインターネットや微信(ウィーチャット)、実店舗などを利用して多肉植物を全国各地に販売しており、年間売上高は20万元(1元=約16円)近くに達しているという。(c)Xinhua News/AFPBB News