【1月10日 AFP】四大大会(グランドスラム)の今季初戦、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2019)の開幕を14日に控えるなか、男子世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)がアンディ・マレー(Andy Murray、英国)と練習試合を行った。試合はマレーが身体面のコンディション不良を露呈し、1-6、1-4とリードを許したところで切り上げた。

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 グランドスラムで通算3度の優勝経験を持つマレーは、11か月にわたり戦列を離れることになった股関節の故障から復帰を果たしているが、現在の世界ランクは230位まで落ち込んでいる。

 前週行われた前哨戦のブリスベン国際(Brisbane International 2019)では、2回戦でロシアのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)の前に敗退。大会後は、練習をこなして状態を上げる必要があるとして全豪オープンが開催されるメルボルン(Melbourne)へ直行していた。

 全豪オープンで6度の優勝経験を誇るジョコビッチはこの日、長年のライバルであるマレーと一緒のコートに立ったが、マレーが1時間もたたないうちに打ち切りを決断。ベースライン上での動きは、制限されているようにみえた。マレーはブリスベン国際の開幕前、「股関節にまだ少し痛みが残っている」としながらも、「数か月前よりは良くなっている」と話していた。(c)AFP