米アップルのクックCEO、年収17億円 2年連続で昇給
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【1月9日 AFP】米アップル(Apple)の最高経営責任者(CEO)、ティム・クック(Tim Cook)氏(58)の昨年の年収は約1570万ドル(約17億円)だった。米証券取引委員会(SEC)に提出された申告書で明らかになった。
アップルは昨年、クック氏の給与を22%と大幅に昇給。1570万ドルの内訳は給与が300万ドル(約3億3000万円)、賞与が1200万ドル(約13億円)、プライベートジェットによる移動費や警備費などを含む「その他の報酬」が68万ドル(約7400万円)となっている。
アップルの報酬委員会は、賞与金額は好調だった2018年の販売実績を反映し適正だとしている。
同委員会の報告によると、2018年のアップルの売上高は2656億ドル(約29兆円)で、営業利益は709億ドル(約7兆7000億円)だった。それぞれ前年比で16%増加したと述べている。
同委員会はさらに2018年4月時点の業績と幹部らの個人的な貢献度に基づき、報酬の引き下げは行わないとの判断を下し、1年分の基本給の最大400%の報酬総額を承認した。
クック氏の報酬は2016年が870万ドル(約9億5000万円)、2017年が1280万ドル(約14億円)で、2年連続で増額されている。(c)AFP