ギリシャ各地で異例の寒波、北部で氷点下23度 首都アテネでも積雪
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【1月9日 AFP】ギリシャ各地で異例の寒波に見舞われている。8日は同国北部で氷点下23度を記録し、南部の首都アテネでも雪が積もった。当局は今月6日、寒波の影響で3人が死亡したと発表していた。
雪のため当局は学校や裁判所を一時閉鎖し、多くの公共機関や銀行は最低限必要な業務のみ提供した。市民の多くは氷点下の気温のなかでの運転に慣れていないため、出勤せずに自宅で待機する人が続出した。
しかしスイス・ローザンヌ(Lausanne)から訪問中の研究者、アントワーヌ・ビレダ(Antoine Viredaz)さんは、思いがけない大雪の到来に喜んでいる。「こんなに降るとは思わなかったが、素晴らしい」とコメントした。
記録的な寒波を受け、同国北東部コザニ(Kozani)の当局者はアテネ通信社(ANA)に対し、学校は9日も休校にすると語った。10日には新たな寒波が到来すると予報されている。(c)AFP