米俳優K・スペイシー被告が初出廷、強制わいせつで無罪を主張
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【1月8日 AFP】米マサチューセッツ州で7日、10代男性に対する強制わいせつなどの罪を問われている米俳優ケヴィン・スペイシー(Kevin Spacey)被告(59)が初出廷し、無罪を主張した。
米人気ドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段(House of Cards)』などで主役を演じ、アカデミー賞(Academy Awards)受賞歴もあるスペイシー被告は2016年、同州ナンタケット(Nantucket)のレストランで当時18歳だったウィリアム・リトル(William Little)さんのズボンに手を入れ、何度も局部をまさぐったとして強制わいせつなどの罪に問われている。有罪となれば最大禁錮5年が科される可能性がある。
罪状認否手続きが行われたナンタケットの裁判所の傍聴席は満員となった。グレーのコートを羽織り、黒っぽいジャケットにネクタイを締めて出廷したスペイシー被告は答弁しなかったが、同被告の弁護士が代理人として罪状を否認した。次回の審理は3月4日に行われる予定だが、スペイシー被告が出廷する必要はない。
スペイシー被告についてはわいせつ行為の疑惑が多数浮上しているが、実際に裁判に至ったのは今回が初めて。(c)AFP/Gilles CLARENNE