【1月4日 AFP】日産自動車(Nissan Motor)前会長のカルロス・ゴーン(Carlos Ghosn)容疑者が私的な投資で生じた損失を日産に付け替えるなどしたとして逮捕された特別背任事件で、同容疑者側は4日、勾留理由の開示を東京地裁に請求した。地裁は勾留理由開示の手続きを8日午前に行うと発表し、ゴーン容疑者自身も出廷する見通しだ。

 勾留理由の開示請求は不当な拘束を禁ずる憲法34条に基づくもので、東京地裁が請求を拒否することは法的に認められていない。

 NHKによると、手続きにはゴーン容疑者自身も出廷する意向だという。(c)AFP